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異食症?子犬が砂や石を食べるときはどのような対処が必要か

むぎちゃんが小さいころのお話です。ある日散歩を楽しんでいると、ふとした時、急に砂をぺろぺろ食べてしまったことがありました。とりあえずケロッとしていたので様子を見ていたのです。結果として特に何もなく元気だったのですが、不安になってしまいますよね。


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子犬のころ散歩に砂を食べていた

砂を食べたのは一度だけではなく、子犬のころは何度かありました。大人になってからは全く砂を食べなくなったのですが、当時はすごく不安だったのを覚えています。

特に初めて食べた時は、何か異物を食べたのかと病院に連れて行ったほどです。そのうち解消すると聞いてからは、「また食べてる~」程度でしたが、、、。

それでも、大きな石を食べたり、拾い食いしたりしないよう気にかけていました。

また、砂を食べている場合でも、多量に食べてしまうと問題が起こるといわれました。

子犬が砂を食べる理由

子犬が砂を食べる場合、最も多い理由は、「自然行動の一つ」となります。もともと、犬といえば好奇心旺盛なものですが、子犬の場合は特に好奇心が強いです。

今まで見たことがないものなどに、果敢に触れに行き、経験を積んで成長をしていきます。

散歩を始めるまで、砂なども見たことがないので、何かを確認するために口に入れたり、食べたりしてしまうのです。イメージとしては、人間の赤ちゃんがいろいろなものをもって口に持っていくのと同じようなものとなります。

あまり騒ぎすぎるのはよくない

子犬の自然行動として、砂を食べてしまった場合は、心配をせずともある程度成長をすると、自然と食べなくなります。

不安ではありますが、あまり飼い主が騒ぎ立ててしまうと、砂を食べる=かまってもらえると認識してしまうので、できる限り騒がずに対処をする必要があるでしょう。

ただ、一度に多量の砂を食べてしまったり、大きめの石を食べてしまった場合は、早急に適切な処置をする必要があります。

大人で砂を食べるときは何かのサイン

子犬はある意味自然な行動として、砂を食べるのですが、成犬になってから砂を食べる場合には、いくつかの要因があります。

ミネラル不足

一般的な市販のドッグフードを与えている場合は、ミネラル不足になりにくいのですが、手作りの食事を与えている場合、栄養バランスが崩れてミネラル不足になることがあります。また、市販のドッグフードでも、製造年月が古かったり、開封してから時間が建ったりしている場合は注意しましょう。

ミネラル不足になると、ミネラルを補給するために、石や砂を食べる行為をすることがあります。特に手作りの食事与えている場合は、ミネラル不足にならないよう栄養管理をする、もしくは犬用のサプリメントで補うなどをする必要があるでしょう。

異食症

異食症は、糖尿病や甲状腺機能亢進症などの症状の一つとして、砂や石などの異物を食べるようになることがあります。そもそもの病気が根本原因である可能性があるので、動物病院に相談が必要です。

寄生虫

体内に寄生虫がいることによって、砂や石を食べるようになることがあります。

ストレス

引っ越しや家族が増えたなどの要因によって、犬が大きなストレスを受けてしまうと砂や石を食べてしまうことがあります。多くの場合は、ストレスによる異食症、かまってもらうための行動であることが多いです。

砂を食べてしまった場合の対処法

今まで石や砂を食べていなかったのに、急に食べるようになった場合は、まず獣医師に相談をする必要があります。むぎちゃんが砂を食べた場合も、元気そうでも、まず病院に確認をしてもらいました。

健康状態に問題がない場合は、原因が何かを特定する必要があります。むぎちゃんの場合は、自然行動ということだったので、様子見でしたが、先に挙げたようなそのほかの原因がある場合は、一つずつ特定をしていかなければならないでしょう。

多量に砂を食べてしまった場合は、レントゲンなどののちに、医師の判断で能動的に吐かせるなどの対処をすることがあります。

ただ、少量の砂であれば、多くの場合は便とともに排出されるので、医師のほうからの処置は特になく、様子を見て問題があれば、再度獣医師に相談をすることになるでしょう。

石を食べてしまった場合は?

石を食べてしまった場合、食べた医師のサイズとワンコのサイズによっては、大掛かりな対処が必要となります。小さな石であれば、砂と同じで便とともに排出されます。しかし、大きめの石になると、腸で詰まってしまうこともあり、場合によっては手術で取り除く必要があります。

最初から大きな石を食べたとわかっているのであれば、2時間以内であれば位の中に残っている可能性があるので、吐かせることができるでしょう。

いつ食べたかわからない、サイズがわからない場合は、レントゲン撮影をして、石を確認してから対処に移ることが多いです。

腸が詰まる腸閉塞になると、元気がなくなったり、腹痛や嘔吐、下痢や血便などの症状が出ます。症状が出た場合は、早めに獣医師に相談をするようにしましょう。

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