広くて快適なサークルを用意したのに、ふと気が付くと、狭い隙間に収まっていたり、暗い場所に隠れていたりすることはありませんか?狭くて暗い場所は犬にとっての安住の地なのでしょうか?
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愛犬が見当たらないときは狭い場所を探そう
犬といえば、甘えん坊のイメージがありますが、実際に犬と生活してみると、ふとした時にそばにいないことがあります。事実、犬はかまってもらうのが大好きで、飼い主のそばにいることが多いのですが、たまに1人(1匹?)になりたい時があるようです。
もし、愛犬が周囲に見当たらないと思ったときは、自宅の中で狭い場所や暗い場所をのぞいてみましょう。きっとこんな感じで見つけることができると思います。
むぎちゃんは、ことあるごとに狭いところに収まっていることが多いです。考えてみると、過去一緒に暮らしていたロングコートチワワも何かと仏壇の舌に入っていることが多かったような気がします。
犬って、狭いところが大好きですよね。サークルを購入する際にできるだけ広い方がいいのかなと思っても、調べてみるとあんまり大きくないほうがいいなどの説明を受けることが多いです。
いろんなところに潜り込む犬たち
狭い場所が好きだといっても、それでもある程度の広さは必要だろう?って思ってしまいますが、予想以上に狭い場所でも好んで潜り込んでいることが多いです。わざわざ身をよじって、狭いところに入っていることも多く、直進してはいると体を動かすことができないので、出てくるときはそのままバックして出てくることもざらです。
後ろから見ていると、食パンみたいなコギケツがこちらに向かって迫ってきます。ある意味圧巻の映像だといえるでしょう。
サークルにベッドを置いてあげると、基本的にはベッドで寝るのですが、気が向いたらベッドとサークルの狭い隙間にはまっていることもあります。寝苦しくないの?って思ってしまいますが、好んでそこで寝ていることが多いので快適なのでしょう。
じゃあ、ベッドいらないじゃんってなるのですが、ベッドをなくすと隙間がなくなるので、ちょっぴりがっかりしているようにも見えます。
犬が狭い場所を好きな理由
サークルにベッドを置いてあげると、基本的にはベッドで寝るのですが、気が向いたらベッドとサークルの狭い隙間にはまっていることもあります。寝苦しくないの?って思ってしまいますが、好んでそこで寝ていることが多いので快適なのでしょう。
犬が狭い場所を好きなのは、ひとえに「安心」できるからです。もともと、野生の中で狩猟生活をしていた犬たちも、襲われることがありました。
天敵から身を守るために、洞窟や洞穴などの狭い場所をねぐらにしていたのです。狭い場所であれば、数で攻められにくいというメリットがあり、さらに大きな動物は身動きがとりにくいので、逃げやすいというメリットがあります。
現代社会に完全になじんでしまっている、犬たちであっても、そのような野生の本能は忘れていないようで、狭いところが好きなことが多いです。
たしかに、狭い場所って落ち着きますよね。広いお家に住むのが夢という方でも、なんとなく狭い押入れが好きだったり、狭くても自由のある秘密基地を作ったりしたことがあるという記憶がありますよね。
狭いところは、何かわからないけど誰しも惹かれるものがあるようです。
暗い場所も大好き
犬が狭い場所を好きなのは、本能的なものです。洞窟や洞穴などで暮らしていたのであれば、狭いだけではなく暗い場所も大好きですよね。同じ狭い場所であっても、暗いと余計に落ち着いてゆっくりと寝ていることがあります。
また、たまにお昼寝をする際に、だれもいない暗い部屋でのんびりと寝ていることも多いです。今だとテレビの音とがあるので寝にくいのかな?って思うこともありますが、毎回じゃないのでよくわかりません。ただ、遠くで寝ていても、むぎちゃんは耳がいいのでたぶんリビングの声である程度状況を把握しているんでしょうね。
また、先日別のブログでご紹介したように、ソファの舌も適度に暗くて狭くて気になっているようです。狭くては入れそうにないですけど…。
何となくおさまりがいいとどこでもいい
さて、コーギーむぎちゃんは、ここまでご紹介した通り、ほかの犬同様に狭い場所が好きです。ただ、すごく狭い場所でないとだめなのか?というとそうでもないみたいです。
写真のように、一見開放感のある場所も、何かと好きなようで、よくはまっています。むぎちゃんが座った時にちょうど良い塩梅の幅なのでしょうか。すっぽり収まっているのを見ると、こちらとしても気持ちがいいですよね。
むぎちゃん的には、狭い場所もいいのですが、狭い中でも自分自身がいい感じにはまり込める場所が好きなようです。家の中に狭い場所はたくさんあるのに、落ち着いてのんびりしている場所はいつも同じ。不思議ですよね。
なので、もしむぎちゃんが見当たらなかった場合は、そのポイントをめぐっていくと、代替そこでなにかをしています。
あえて狭い場所・暗い場所を作ってあげるとよい
犬と一緒に生活をするのであれば、人間だけではなく犬にとっても快適な空間を作ってあげる必要があります。落ち着く場所を作ることができれば、何かあった時の犬の避難所としても活躍してくれるでしょう。
犬にとって落ち着く場所があると、日々のストレスを解消することができるので、しつけの面でもよい影響を与えます。なので、家の中にあえて隙間のある空間を作ってあげるのも面白いかもしれません。
狭い場所を作っても、その場所を気に入ってくれるとは限らないので、もしかすると何度も作り直すことになるかもしれないでしょう。ですが、狭い場所を作ってあげて、ふとした時にそこに収まってくれるのを見たら、ちょっと感動してしまいます(笑)
愛犬お気に入りのスポットを試行錯誤してみてはいかがでしょうか。
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